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佐々木 広夢
HIROMU SASAKI
第一営業部東京第一営業所 営業
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小倉 広希
HIROKI OGURA
第一営業部東京第二営業所 所長
Project Outline
2006年に新卒で入社した小倉と、2018年に新卒で入社した佐々木。年代は違うが、2人とも同じ大学の野球部に所属していた先輩後輩の関係性。そんな2人に商社で働くことになったきっかけや、業界の外からだと分かりにくい商社の役割と社会的意義について語ってもらった。
ヤマモリに出会ったきっかけと、商社で働く理由。
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小倉
入社当時はヤマモリがどんな事業をしているか、機械工具がどういうものか、商社がどんな存在かなどは全く分からない状態だったのが正直なところです。私が入社した頃は日本のモノづくりが世界でも高い競争力を発揮している時代で、製造業は勢いに乗っていました。当然、機械工具を扱う商社であるヤマモリも売上好調で、そんな勢いのある業界・会社で働いてみたいという想いもありました。
その頃に比べると製造業の勢いが収まり、業界も大きく変化してきました。激しい時代のうねりの中でさまざまな経験をしてきた私が思うに、商社の面白さは時代のニーズに合わせて柔軟に商品を提案できるところにあると思います。メーカーのように商品を開発するわけでもない。実際にモノづくりをする工場でも、工場に商品を提案する販売店でもない。その橋渡しをする役割だからこそ、時代のニーズを俯瞰して把握し、最適な商品を提案していく面白さがあると思っています。 -
佐々木
なるほど、小倉さんが入社した時代は今とは全然違う状況だったんですね。
私が入社したのは、進路指導を担当している野球部の監督から紹介を受けたことがきっかけです。この野球部の監督が実は小倉さんのときも進路指導を担当していて、小倉さんが入社するきっかけにもなったとお聞きしました。まさかこんな縁でつながっていたとは驚きです(笑)。私も入社までは「機械工具って何だろう?」という状態で、業界のことを何も知らないで入社しました。なので、「この業界で働きたい」とか「商社で活躍したい」という明確な動機があったわけではありませんが、実際入ってみたら自分に合っていたという感覚が一番近いかと思います。
商社で働いていると、本当に多くの商品を扱います。家族や友人と話していても、「その商品知ってる」「聞いたことがある」という場面がよくあり、知らず知らずのうちにいろいろな業界の知識が身に付いていると感じます。これも商社で働く面白さのひとつだと思いますね。
ヤマモリがお客様に選ばれる理由。機械工具の専門商社とは。
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小倉
私もそうでしたが、入社前に商社がどんな存在なのかイメージするのは難しいですよね。ましてや機械工具の専門商社と聞くと、より一層分からなくなってしまいます。なので、まずは商社であるヤマモリがどんな役割を担っているか説明します。ヤマモリはメーカーから商品を仕入れ、それを販売店に卸す仲介業をしています。その後、販売店はヤマモリから購入した商品をエンドユーザーである工場などに販売します。実際にモノをつくるのではなく、直接エンドユーザーに販売もしない。それがイメージしにくい理由なのかもしれません。
では、数ある商社の中でヤマモリがお客様に選ばれている理由は何か。それは総合商社と専門商社のいいとこ取りをするような、ちょうどいい存在だからだと思います。総合商社は規模が大きく高い価格競争力を持っていますが、専門的な知識を使って業界に特化した提案をすることは難しい。一方、専門商社は専門分野に特化していますが、その分提案できる商品の領域が狭いという弱点がある。ヤマモリは専門商社でありながら幅広い商品力を持ち合わせ、両者にはない価値を提供することができます。これはヤマモリの大きな強みだと思います。 -
佐々木
それは営業していても実感するところですね。ヤマモリは機械工具を専門に扱っていますが、マスクや手袋なんかも卸していたりします。この幅広さは他の専門商社にはない特徴ですし「ヤマモリに何か相談すれば、何かしらの返答がある」という期待感が営業力につながっているように感じます。他との違いで言うと営業の自由度が大きい点も特徴で、小回りが利いたり、融通を利かせられたり、価格を営業が決められたり、柔軟な対応力があるところもお客様から好評だったりします。
あとは、コロナ禍で感じたことでもあるのですが、景気に左右されにくい点も魅力かなと思っています。社会状況によってさまざまな問題が発生しても、商社は販売する商品を変えることができるので柔軟に対応することができます。また、機械工具の需要は少なくなることはあってもゼロになることはありません。安定的に需要がある商品も多いので、安定した売上を確保することができるのも営業としては安心できるところです。
モノづくりを支えるヤマモリ。商社が果たす社会的な役割とは。
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小倉
私たちは販売店に商品を卸してはいますが、その商品は最終的にはエンドユーザーであるモノづくりの現場へと届いていきます。当然、日本を代表するような製造メーカーや自動車メーカーなどでも、私たちの提案した商品が日夜活躍しています。販売店を通じて喜びの声も届くので、縁の下の力持ちとして日本のモノづくりを支えているという実感も湧いてきます。
もちろん仕入れ先であるメーカーの仕事もモノづくりにとってなくてはならない存在ですが、私たちのようにさまざまな商品の中から最適な提案をする役割も、産業を活発化させるためには必要不可欠だと思います。1つの商品では実現が難しいことも、他のメーカーの商品と組み合わせれば実現できるかもしれない。私たちがいることでモノづくりの可能性が広がっていく。そんな想いで日々仕事に励んでいます。 -
佐々木
たしかに営業をするに当たって、お客様の先にあるエンドユーザーを意識することはよくありますね。自分たちが提案した商品が大企業で採用されていると聞くとうれしいですし、巡り巡って自分たちの生活を豊かにしてくれていると思うと感慨深い気持ちにもなります。
小倉さんが言うように商社の役割は、最適な提案によって産業を活発化させることだと思います。当然、商社が間に入ることで最終的な価格としては上がってしまいますが、質の高い商品を生み出すためにも、モノづくりでイノベーションを起こすためにも、商社という多様性を持った存在が不可欠なんだと思います。大手企業はもちろん、小さな町工場でも世界に誇れる技術が日本にはあります。その技術力を支えている自覚と誇りを持って、業界の発展に貢献していきたいと思います。
社員紹介
INTERVIEW
募集要項
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